祖父のこと
母方の祖父の家も金海金氏で任那の王族の末裔ということになっている
韓国の人はこれが本当だと思っているのか疑問です
族譜といって代々の系図があるが詐称もあるはず
日本でも系図を詐称するのは昔からあった
韓国の国民の半分は両班(貴族)の子孫ということになっている
まあ自意識が過剰なところがありますね
話はまた祖父のことになります
本人は自分はヤクザではない 弱い人を助けていただけだ
とよくいっていた 確かに情の深い人でゴッドファザーみたいに周りの皆を助けるために顔役になったみたいだ
戦前は手広く商売をやってその地域で自家用車を持っているのは市長とお金持ちの3人程度だったが祖父も乗っていた
よほど稼いだみたいだ 密造酒、疲労が取れる@@@、クズ鉄回収、旅館経営、ダンスホールをやっていたみたいだ ある老舗の百貨店を購入してほしいという話が来た
昔の桐箪笥の引き出しに高額紙幣が全部の引き出しに入っていたと亡き母がいっていた
祖父が博打に負けるといつもそこから祖母が届けにいったそうです
ほんとうなのかわからないが車の写真はある
目つきのするどい人でしたが私にとっては大好きなおじいちゃんだった
ただ祖母や子どもたちには自分の思いどうりにならないと手を上げたり暴力的な部分もあった 刺青は入っていなかった 本人は俺はカタギだといつも言っていった
ただ、お妾さんは三人、婚外子も三人 博打も大好き しかし、商売の才能がなく実際は祖母が経営していた
気が短いので戦後の混乱期をすぎるとカタギな仕事しかできなくなり
パチンコ屋、焼肉屋、運送業、飲み屋、置屋など色々手を出して儲からなくなるとすぐほかの商売に手を出して失敗して最後は土建屋だけになった 博打に現在の価値で5億円ぐらい使ったと祖母がこぼしていた 祖父に子供の頃よく公営ギャンブルに連れて行かれた
子供の直感を頼りに負けが混んだときによく連れてかれた
なんでも食べさせてくれ小学生の自分に大勝した時は一万円もくれた 一日のお小遣いが30円の頃だったから狂喜乱舞だったがそのお金で勝負しろという根っからの博徒だった
ノミ屋のヤクザの人がよく祖父のところに来ていた 勝ったときは一割余分に払い戻しがあったが所詮暴力団のシノギなので雲隠れされることもあった
自分で働いたことは少なく仕事は立ち上げるが後は家族任せ
豪快な人だった